将来への不安というのはなくせるのでしょうか?
将来への不安を持っている人は多いと思います。
将来が不安だから、人は安定や安心を求めて、安定した職業を求めたり、貯金したりするのかもしれません。
僕も将来へのよくわからない不安があります。
はたして、これからどうなるのか?どういう人間になるのか?など不安はたくさんあります。
しかし、どれほど備えがあっても不安は消えません。
なぜ将来への不安が消えないのでしょうか?
その理由を考えてみたいと思います。
現在、生きているこの世界は常に変化しています。
仏教のなかには「諸行無常」という言葉がありますし、「沙羅双樹の花の色、強者必衰の理をあらわす」などの言葉があり、この世界は常に変化しているのです。
安定を求めるということは変化しないことを望む事なんですが、この世は常に変化しています。
つまり、変化しない事を望んでいるが、常に変化するという矛盾をかかえているのです。
では、どうすれば将来への不安を取り除くことができるのでしょうか?
僕が考えるに、不安をなくす方法が2つあります。
①お金を得る手段を増やす
②幸せの基準をコントロールする
この2つによって不安をなくすことができると思います。
まず、①の「お金を得る手段を増やす」について話します。
現代社会はお金によって成り立っています。食べ物や衣類、住む場所を確保するにはお金が欠かせません。
どんなことでもする事にはお金がかかるものです。
逆に言えば、金があればほとんどの事はできるということです。
ですから、お金を安定的に確保できれば不安が消えるということになります。
そのお金を得る手段をたった1つだけに頼るのはリスクがあることなのかもしれません。
日本の働く人の8割はサラリーマンなので、ほとんどの人は会社で働いて給料をもらいますが、会社がいつまでもあるとは限りません。
ですから、1つの会社から給料をもらって生活するということは不安に思うのかもしれません。
ですから、会社からの給料だけでなく、自分でお金を稼ぐ手段を身につけることが良いと思います。
自分でお金を稼ぐ手段はネット副業や投資などいろいろあります。
お金を稼ぐ手段を増やして、安定的にお金が入ってくれば、将来への不安を減らす事が出来そうです。
次に②の「幸せの基準をコントロールする」です。
「今の生活レベルを落としたくない」
「周りから良い生活してると思われたい」
などを、幸せの基準にしていると将来の不安が続きやすいと思います。
なぜなら、いつまでも働けるかわからないし、リストラにあって仕事を辞めなければならなくなるかもしれないからです。
あとは、病気や災害、事故に遭うこともあるかもしれません。
今までの生活が変わり、生活の質を落としたくないという不安や心配が消えることはないのです。
この世界には絶対の安全や安心は存在しないのです。
ですから、幸せの基準をコントロールするのです。
たとえ、生活の質が落ちても幸せと感謝出来るような心を持つことが必要なのです。
今あるものに感謝できるようになれば不安を減らすことが出来るのです。
この2つにによって不安を減らす事は出来るようです。
結論
①お金を増やす手段を増やす
②幸せをコントロールする